アルカス ディグマは、顎(あご)の動きを調べるドイツ製の測定器です。矯正などの治療を行う場合の診断に使います。

どんなもの?

顎関節症(顎が痛い、顎が開きにくい、顎の動きがスムーズでない)の方、全体的な修復をされる方、かみ合わせが気になる、しっくりこない方の診断に際し、顎の動きを調べるためにアルカスディグマを使用します。

専用のソフトウェアを利用して、顎の動きや各部の位置関係を視覚化し、わかりやすく示すことで患者さんの顎の状態を把握するとともに、理想的な顎の位置と実際のかみ合わせとのずれを明らかにすることができます。この結果を基に、患者さん固有の顎の状態に合わせた修復物を製作します。

事例紹介

詳しくは、この顎運動測定装置を利用したかみ合わせ診断の事例スライドをご覧ください。診断結果に基づいて患者さんの顎の動きを咬合器で再現し、精度の高い修復物を完成しています。