当院では、(1) 顎関節症の方(顎が痛い、顎が開きにくい、顎の動きがスムーズでない)方、(2) 全体的な修復をする型、(3) かみ合わせが気になる方・しっくりこない方などに、特殊な顎運動測定装置を用いて顎の動きを調べ、診断・治療に活用しています。

左は顎の色々な顎の動き(右、左、前、 開閉口)の位置関係、右上は顎と前歯の部分の動き、右下は顎の動きの速度をそれぞれ表しています。

左は顎の色々な顎の動き(右、左、前、 開閉口)の位置関係、右は実際の顎の動きを骸骨を用いてわかりやすく示したものです。

この画面は顎の動きの量を表しています。前歯と顎:左右→正常値との相違を見て、治療に活用します。

この画面は顎の動きの軌跡を表しています。軌跡の角度、速度、滑らかさ見ます。

この画面で横から見た顎の動き、前から見た顎の動きを見ます。角度やスムースさを見ます。

理想的な顎の位置(専門用語で中心位といいます)と実際のかみ合わせの位置とのずれをダーツの図の様なもので見ます。

以上の分析結果を得ることを目的として、測定を行います。

患者さんの顎の動きを正確に咬合器(左側)に再現し、修復物(右側)を作製します。患者さんの顎の動きが模倣できるので調整は最小限で違和感のない修復物が装着されます。