院外実習を終えて
北大歯学部6年 阿部圭吾
今回の三日間の実習において、学んだことは多々あったように思います。それも、普段の大学病院での実習では学ぶことの出来ないことであったと思います。
実習初日にまず、患者の数、そして治療のレベルの高さに驚かされてしまいました。さらに、治療のスピードは大学病院とは比べ物にならないほどスピーディーなものでした。これは、衛生士、助手との連係がしっかりしていて初めて出来るものではないかと思います。この点においては、衛生士、助手のいない大学病院よりもずっと優れていると思いました。
見学内容として、もちろん病院見学も興味深いことは多々ありましたが、衛生士学校の実習見学や往診に連れて行ってもらい見学させていただいたことも大変興味深く、そして学ぶことが多かったです。特に往診は初めての体験だったので、持参する道具、治療内容等一つ一つが勉強でした。往診先ではユニット、ライトはもちろんですが、コントラ、タービンも当たり前のようにないという状況でした。ユニットの代わりにはリクライニングの付いているベッド、ライトは自然光を主にして診療していました。コントラ、タービンの代わりとしては病院のものに比べて若干回転数等機能的に少し劣っているようには見えましたが携帯用の物を持参していました。
病院見学においては、大学病院ではあまり見られないレーザー等にも興味が惹かれましたが、最も興味深かったのが顕微鏡を用いての治療でした。治療において手指の感覚は大切なことだと思います。しかし、より細かい部分を見ることは確実により良い治療へと繋がっているように思います。そしてさらに、この顕微鏡の素晴らしいこととして術式を全て画像に保存できることでした。外科処置のビデオも見させていただきましたが、これほど術野が鮮明で詳細に映っているものはなかなかないと思いました。
今回の三日間の実習で学んだこと、興味を惹かれたことは多々ありましたが熊澤歯科医院の院長をはじめスタッフの方々のご協力に感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
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