熊澤歯科での院外実習を終えて
北海道大学歯学部5年 森川 真衣
1月31日から2月2日までの3日間、小樽の熊澤歯科で院外臨床実習をさせていただきました。
前日の夜、熊澤歯科のホームページを見て、まずその内容の充実さに驚きました。詳細な治療内容は勿論のこと、インターネットでの治療予約も行え、さらに北大からの見学生の感想文までも見ることができるのです。そして、以前熊澤歯科に実習で訪れたことのある人達からの話もあり、期待と緊張と不安を抱えたまま初日を迎えました。
病院に着いてまず驚いたのは、窓から見える眺望の素晴らしさです。噂には聞いてはいましたが、最上階から見える海とそして白銀の景色はとても美しく、歯科独特の匂いさえなければ、歯科医院とは思えないくらい良い眺めでした。
次に、院内設備の素晴らしさです。全部で15のユニットとカウンセリングルーム、技工室があるのですが、診療室は一般診療、小児、予防、審美、外科とエリア分けされており、各ユニットは院内LANで繋がれ、患者さんの治療経過の確認やカルテ入力、会計までが非常に円滑に行われていました。
こうした新しいシステムを取り入れ、歯科医師、衛生士、スタッフが連携して治療を行っていくという方針はこれからの時代、絶対に必要となってくると思いますし、是非とも参考にさせて頂きたいと思います。
しかし、新しいシステムを導入したからといって、治療が円滑に進むとは限りません。今回の実習で感じたことは、歯科医師、衛生士、技工士、スタッフの皆さんの歯科に対するモチベーションが非常に高いということです。
私が行った時は、フィンランドにキシリトールの講習を受けに行った衛生士さんたちによるワークショップが昼休みに行われていました。そして、上浦先生も知識と技術を習得すべく、精力的に勉強会に出席し、そしてご自身も講演会をなさっていることを聞きました。やはり、歯科医師の歯科に対する向上心がなければ、スタッフも、そして患者さんも後についてこないのだと思いました。(実際に、熊澤歯科では予約患者の100%が来院し、リコールにも積極的に患者さんが来てくれるとのことでした。)
そして、歯科医師は歯科医師である限り、貪欲に知識を吸収し、技術を身に付ける努力を怠ってはいけないのだと感じ、肝に銘じました。
最後に、素晴らしい機会を提供し、貴重な時間を割いて様々なお話をして下さった、熊澤院長先生、上浦副院長先生、坂口先生、大島先生、南出先生、江部先生、衛生士、技工士、受付の皆さん、ありがとうございました。
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