熊澤歯科クリニックでの院外実習を終えて
北海道大学歯学部6年 棚池亮太
熊澤歯科クリニックは小樽市内を一望しながら治療を受けることができるとても素晴らしい所にあり、初めて診療室内を見たときの感動は今でも鮮明に残っています。
熊澤歯科クリニックの朝は朝礼から始まる。毎日、その日の担当となった衛生士さんが自分の考えたことや思ったことをスタッフの前で発表することになっており、そうすることによってスタッフ各々の知識や教養が毎日高められていっていると思いました。
先生方と衛生士さん方との信頼関係はとても素晴らしく、先生方は常に衛生士さん方を指導し、指導を受けた衛生士さん方はすぐに教わったことを吸収することで、先生から受けた指示をその場で行うことができる。このような信頼関係に基づいて行われる治療は正確で早いものであり、患者さんとの信頼関係も自然と成り立ってくると思いました。
今回の院外実習を終えて自分自身とても感銘を受けたことは、まず一つとして、今、自分の目の前にある自分がしなければならないこと(もちろん遊びも…)だけに集中して、一生懸命努力するということです。来年から研修医が必修化となる僕たちにとっては、研修医としてどの様に過ごすか、研修医を終えたあとはどうしたらいいのだろうか、などといった将来への不安ばかりを気にして目先にある自分が今、しなければならないことを疎かにしてしまいがちだということに気付くことができました。熊澤歯科クリニックで働いているスタッフ方の全員が常に勉強することを忘れずに、今、しなければならないことに全力を注いでいます。僕もこれからの学生生活を自分が今できる事に一生懸命、力を注ぐよう努力したいと思いました。
次に二つ目として、患者さん各々に対しての治療前・後の状況やその過程に至るまでの治療経過をデータとしてきちんと記録するということです。熊沢歯科クリニックは患者さん各々の過去から現在までの状況や情報が全てコンピューターで管理されており、患者さんに治療方針や方法を説明する際に利用されています。やはり耳で聞くだけでなく視覚に訴えることで、患者さんはより簡単に説明を理解しやすく納得もできると思います。そのためにも、日々データを収集することはとても大切なことであり、先生方自身のモチベーションの向上と維持にも大いに役立っていることだと思いました。
札幌と小樽を毎日往復するのは多少疲れましたが、それ以上に自分にとって得ることができたものは大きいと思います。3日間という短い期間でしたが、お忙しい中、僕たちのために時間を割いて下さいました熊澤医院長をはじめ、上浦先生、坂口先生、大島先生、南出先生、衛生士さん方、技工士(普段聞くことのできないことを教えて下さいました斉藤さん)さん方ありがとうございました。
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