CID北海道 June 14th,
2003
●Paradigm shift implant dentistry
Hideaki Katsuyama (ITI section JAPAN、Center of implant dentistry)
●これから5年後のインプラント治療
MMデンタルクリニック レセプト枚数550枚の保険診療も行う普通の歯科医院
●Topics
Trends in 20th
century, 21st century
Strategic treatment
planning for comprehensive implant treatment
Innovation in surgery
and prosthetics
Summary
●ITIインプラントのシェア 25%:単独メーカーとしては世界最大のシェア
ライバル?Noberbiocare:40% Steri-ossを合わせて
●米国でのITIのマーケット 2%→25%(10年間で10倍以上のシェア)
●セクション構想
日本もセクションの一つである。
Research committee
5億円、他のメーカーへも資金提供している
●歯科医療関係者全てに開かれた組織へと発展している。
●6月にハワイの学会:immediate implant using ITI implantの内容で勝山先生発表
●Center of implant dentistry 紹介ビデオ
Rovaniemi, Finland
Porsche driving school
●Trends and innovations: surgical aspects
Introduction
General remarks
Implant therapy is
competent treatment options for
●カリエスによって歯牙を喪失した場合は有効な方法
ぺリオの場合は要注意、原因の除去はできているか?
●患者の期待度が高いと困難な情況になる:between treatment goal and patient demand
従来は骨幅がないなどが難症例であったが、最近は審美部位が難症例である。
●臨床医は適切な術式、適応症を考慮しなくてはならない。技術・経験を鑑みて
●ITIの父:A. Schroeder
Type C 臨床的なトライアル
●インプラント治療の多くの問題:上部構造の問題 ポーセレンなどの破折
●80年代はTMDが多いという話もあったが現在はそのような報告はない。
●Trends in 20th century
Machined surface
Flat-top implant
Screw retention
Submerged application
Splinting prosthesis
●Screw vs cement
Branemarkは70%screw
retention
2005年までに85%がセメント固定
従来はインプラントはスプリンティング
→現在はシングルスタンド
●従来は免荷期間はsubmerged、現在はnon submerged多い
●splinting, connecting, and sectioning
現在はセクショニング
splintingは最小限
●インプラントと天然歯ともにbiologic width必要
micro gapから2mm骨吸収を起す。
Branemarkはoverloadになるとgold screwが折れる。
緩衝機能を持たせない方が合併症が少ない。例)IMZ, IME
●external type:廃止の方向→internal hexへ移行していく。
●精度の高いフィットを要求される
●抜歯窩インプラント
root form implant
部位特異型インプラント:site specific
●インプラントの形状
従来は骨の幅でインプラントを決めていた。
現在は歯根形態を模倣したインプラント TEインプラント
インプラントの素材はチタン
●SLA implant
マーケットにでるまでに8年の期間を要した。
Rough surface: 上顎臼歯部に成功率高い
各メーカーが追随している
世界最高の表面構造
macro roughness, micro
roughness
●ossointegrationを知る方法
inserting torque
periotest:ばらつき大きい?
x-ray: 評価不能
ISQ value : Ostell
frequency
●Removal torques for titanium screws
羊の頚骨 500Ncm以上のトルク必要
インプラントを埋入して待つほどosseointegrationは高まるのか?→そのような根拠はない。ある一定期間でピークに達する
長くおくとTPS,SLA差がなくなる。
●豚の下顎骨を使用した研究
ベルン大学
machined surfaceのトルク値低い
machined surfaceの成功率 80%前半(上顎)
●Buser の文献
ITI, Osseotite(3i) の比較
FDAの認可:
ITI: 6週間で負荷
3i: 8週間の負荷
●SLA: 現時点で考えられる世界で最高のインプラント表面構造
●他メーカーの動向
TiUnite
セラミック procera, in-ceram
歯根形態のパーツ
頬側と近遠心で高さが異なる
micro-thread
→今後、3−4つのメーカーに集約される
●root form type implant (TE)
歯根の近接エリアに有効
●CAMLOG(Germany)
上部構造の安定性が高い
Dr. Kirsch考案
Break
2:30-
●インプラントの成功例:トップグループのものなので一般の開業医(日常臨床)のものとはかけ離れている。Buser(1997)の成功基準は厳格である
●shortened healing period with SLA surface, Cochran et al,
1999
●軟組織の治癒にどれくらい必要か
治癒期間は短ければ良いのか?
●Loading timeに関して 現在、科学的な根拠を持って話せる先生はいないのでは?Evidenceがない
●初期安定性primary stability
●埋入時のデータを記録しておく
inserting torque
●ISQ:ostell 65以上は負荷をかけて良いとされている
インプラントのデザイン・直径によっても変わってくる
● ISQはあくまでも必要条件
ISQが手術時と印象時で値が変わらない→計測する意味が薄いのでは?
●ISQよりもinserting torqueを重要視する
高すぎるのも問題(皮質骨硬い)
骨吸収を引き起こす
●45Ncm以上(Nobel biocare)
35Ncm以上 (ITI)
●primary osseointegration
secondary osseointegration (bio integration)
●骨は血管系を遮断する
●ITI world symposium 2000
6weeks loading
●大臼歯部は従来は小臼歯化→今は大臼歯で補綴
連結する→単独冠、
emergence profileの回復
→Replace missing teethの考え方
●多くの患者さんはsingle crownを希望する
上顎のearly loadingは?
欠損歯数と同数のインプラント
●歯頚部の形態はインプラントはフラットである→天然歯とは異なる
●4本のインプラントでover denture
immediate load
classicな方法
● 近視に対する外科治療とインプラントは似ている?
レーシック:近視治療は高齢者はうけない
コスト的に有利
義歯が合わないからインプラントという患者さんは減ってきている
●抜歯窩インプラントは患者さんにとって重要な方法
最小のリスクで最大な効果
●抜歯後治癒を待ってインプラント:classic method
下顎の無歯顎では即日負荷は可能
●片側のsinus liftで入院はclassic
両側なら入院必要
●immediate loading in full edentulous maxilla
provisionalを用いて軟組織の形態を整える
● Dr. Kinsel(Canada?)が論文を出している
Pubmed Keyword, Kinsel implant でimmediateに関する論文ヒット
●TypeIVの骨では6週間の負荷はできない
●General remarks
Rough titanium surface
is standard implant surface
Flat top implant will
disappear? Internal hexへと移行
単独歯のimmediate
free end implantのimmediateは有効だが実験段階
loading timeを決める基準は?
●イエテボリ大学:無歯顎120例/1年間
●Immediate and early loading with micro and macro rough SLA
surface
Immediate implant
placement in extraction sites
Implant esthetics
Site enhancement in
various techniques
Bone growth factors
ビオレ社(BMP)をStraumannが買収した。
Nobel biocareの株の75%はスイス
●Tissue engineering
将来有望だが現時点ではコストがかかり過ぎる
アジアは蚊帳の外
●San Diego world symposium 2002
『南米では無料でインプラントする代わりに即日負荷をかける、または6本入れて3本除去して組織標本とする』といった研究を行なっている→日本では倫理的な問題から出来ない。
●Immediate implantはかならずしも連結する必要がない
●東京の歯科大学でimmediate loadを行なったことがある:50%→遅れている
●single unitの即日負荷
●適応:多数歯欠損症例、残存歯と連結する。無歯顎症例
中間歯欠損ではimmediateする必要がない
●次の世代は20代、
今回の学会でもっとも若い人は28歳
ITI foundation
1年間のscholarship
(35才以下)を終えた人のpresentation
12分の発表、discussion
●神経麻痺、神経痛にも引き起こす可能性がある
ブロック治療を必要とするケースもある
●ワールドシンポジウムの症例発表
1. 側切歯のケース
immediate implant
immediate loading
印象を取らずに位置を採得する→レジストレーションテクニック
non functional loading
2.上顎無歯顎へのインプラント
solid abutment
4 segmentation
3.sinus lift
horizontal augmentation:側方への造成
●2つの選択肢
機能:骨のある位置で少数のインプラントでオーバーデンチャー
審美:組織の調整後にインプラント site development
●esthetic
患者の希望とゴール
●ビデオ
San Diego ITI world
symposium
Strategic protocol for
comprehensive implant treatment
Hideaki Katsuyama
解説:
審美的な要求
全部欠損から部分欠損
治療期間を最小に
科学的な根拠
CAD/CAM
●インプラント治療の流れ:Survival to quality
患者の希望と治療のゴールは一致できるか?妥協か
●Magne and Belser 2002:重要な参考書
Flat shoulderでは乳頭再生難しい
●理想的な状況
スペースの制限 12.5mm かんおう
ほとんどがminor augmentation必要
抜歯後、軟組織治癒後
一般的には1歯のインプラントに7mmの距離が必要
12.5mm:フラップを十分開ける
●骨が十分
punchingでnon flap
operation
→退縮が少ない
●犬歯であれば3.3mm /4.8mmのTE implant
Vertical implant
position
●インプラント間距離:3mm程度
●Procera セラミックを盛る
セラミックアバットメントは将来的に必要
●歯冠乳頭をつくるには
インプラント間距離:3mm以上
骨頂とコンタクトポイント:6mm以下
●無歯顎:ぺリオケースが多い
歯が残っている時の状況を考える
そして抜歯後に再評価する
●Ramusからbone chipは取れるがブロックとれない
●セットアップを作る時の基準
Vertical dimension:Dr. の基準で
外見上の審美性は必要
● サイナスまで吸収しているのでサイナスリフトしても歯冠が長くなるので意味がない
不良な歯冠/インプラント比
●結節に2本:テンポラリーを入れるために→sleeping
●中間構造体を作製:35gram→軽い
paradigm shift
●患者が何を求めるか?
●Lingual の骨を利用して40Ncmの良好な初期安定性
24時間以内に荷重可能:プロトコールが作製される可能性あり
TEインプラントはFDA で24時間以内の荷重可能と認可
●アバットメントにセラミック焼き付け
● スタンダードなケースにTEインプラントを入れるとトルクは高い
約1.5倍のトルク
●TEインプラント:
上顎全部と欠損があるケースに対応
下顎のような皮質骨では適応ではない
● stabilityを上げるにはbone condenseまたはself tappingで対応、TEを使う方法はまだ推奨されていない
●歯冠乳頭
骨が薄いケースは難しい
できないときはlong contact
●Procera: 強いので試適で咬合調整可能、削れない。リムーバーでねじると取れる
フロスでメインテナンス可能である。
●メタルボンド:
オールセラミック:透過性が良い。
ベテランのメタルボンドより初心者のオールセラミックの方が奇麗
In-cramは割れる可能性がある。
症例検討会(プレゼンテーションCD参考)
●吉村先生
上顎萎縮顎堤
移植後4月以内にインプラント埋入を行う
頤から移植
インプラント間 3mm
新生骨再生している
文献的・組織学的考察
6月遅れると骨吸収してくる
early implant placement
and early loading
2週後で荷重可能か?
抜歯窩タイプのローディングタイムを決める要因
@
インプラント周囲のデフェクト
A
安定性(埋入トルク)
B
軟組織の治癒
△質疑応答
欠損がない場合はveneer graftのindicationか?
TEインプラントが浅く埋入されている
TeporaryのCervical lineを正確に作っておくと良い
Vertical, horizontalどちらが問題か?
Provisionalをsymmetryにする
犬歯が外側を向いている
歯軸、対称性などを見るくせをつける
一番高度なpresentation:良くあるケースで勝負する
続き
6/15 (日)
●9:00- 鈴木孝一先生
歯周病とインプラント
抜歯するか、どうか?
できるだけ残す
炎症のコントロール
顎位の診断
顎位が決められなければインプラントポジションが決まらない
治療用義歯のリスク:クラスプをかける
歯を残したい患者さんへどう応えるか
抜歯の基準とインプラント
ガンマ:顆頭の動きを見る
咬合:発生学的に咀嚼のためにあるわけではない→ストレスマネージメントのためにある。
△質疑応答
フォーカスをプランニングに絞る
インプラントオクル―ジョン
咬合理論:
咬合のガイドライン
studentとしてのpresentation、teacherとしてのpresentation
聞いている人を納得させるプレゼンテーション
最近のインプラント咬合の考え方:freedom in centric自由度を持たせる
→point centricではない
ガイドラインを読むITI consensus 2000
独自の理論はないが、ガイドラインは書いてある。
患者さんごとにmodifyしなくてはいけない
炎症をコントロールして残す。
Fixedを行うのであれば難しくない?
下顎のインプラントが上顎の歯に大きな負荷をかかる
Force controlできない。
上下同時に行うのが咬合の安定につながる。
残存歯をのこしてテンポラリーを入れてインプラント
徐々に歯を失うか(移行的に)
患者の感覚:はじめ3階立てが2階立てになってしまう。
上顎は残存歯でできるだけ残す。
支台として残すのは難しい
インプラント使用しない先生が見たらどう思うか?
補綴的な配慮
Clin Imp. Res.
ITI consensusに咬合理論が書いてある
通常の咬合負荷の状況では1歯のインプラントは1歯の天然歯の代わりをする
必ずしも欠損歯数と同数ではない
●9:45- 柴田先生
当院におけるインプラント治療の現状について
欠損補綴のオプションとして定着化
適応症の拡大
上顎欠損への適応
従来の補綴の予知性は低いのではないか?
残存歯の保全
シークエンシャル咬合
ridge expansion
osteotome
水平的な骨造成
骨壁に囲まれる様に埋入
上顎への対応
前歯部
ridge expansion,
骨移植と併用
補綴の軸のコントロールが出来ない場合はGBRと併用すべき
頬側の骨を1mm残す
下顎のexpansion可能
drillとの併用
インプラントが増えた原因
目標をたててから増えてきた
残存歯の保全→カリエス・ぺリオのコントロールを行った上での保全
リコール
△ 質疑応答
全ての目標を達成してしまった感がある(笑)
勝山コメント:ベーシックコース受けて1年目は増えるが、3年目くらいに落ち込むことがある。始めのケースが上手くいかない、もしくはその後の勉強不足?
インプラント入れて対合がダメージを受ける可能性がある。
Survival→ Qualityへ
●吉谷先生
幅がないケース
narrow implant
GBR
Deep placement
Split crest, wedge
crest ridge expansion
NIは機械的強度が低い→近心カンチレバーなら使える
Submergedで埋入しても退縮してくる
前庭拡張必要
術前の軟組織の評価
退縮→軟組織の造成
case3
抜歯後6月で骨吸収あり
軟組織の増大
裂開に対するケースは難しい?
骨がない状態で軟組織をおいても退縮する
セメントの取り残し
深すぎる場合→ピックアップ不能、オクタシステムへと移行
軟組織の退縮
頬小帯
△質疑応答
インプラント露出の原因
歯列のアーチから外れている
インプラントの深さ
軸:頬側に倒れている?→退縮しやすい
二次オペの選択
完全閉鎖しているはずなのに裂開してくるのは
減張切開
複合要因
over augmentation
4mm増やすくらいのつもりで造成
軟組織の取り扱い
できるだけ高い位置で造成
手術前の治癒が足りない
● 上浦
最近のインプラント症例で困ることの多い症例〜
顎堤の幅の狭い症例に関しての報告と考察
インプラント症例の増加はsite developmentへの対応と関連あり
三上の報告(1989)によると歯牙の欠損部位の80%は顎堤の欠損(水平・垂直)が認められる
左側犬歯のGBRは3次元的な位置に問題あったためメタルマージンの露出、長い歯冠長などの問題を引き起こした。
対策としては基本的な診査事項、術前の準備(ステント、骨代替材、移植材固定の膜、切開線の設定)などが必要である。
△ 質疑応答
粘膜の薄い部位(または可動粘膜)にインプラントネックを持ってくると露出する→事前のsoft tissue graftが必要
支台歯のチェックが必要:コアに銀合金の使用→esthetic site