JAPANESE ITI CONGRESS 2002
日時:2002年3月16、17日
場所:東京有楽町マリオン
■ ITI mono type implant によるimmediate loading(添島義和)
●Topics
・introduction
・ experimental study
・ clinical study
即時荷重 15年前から行っている
84年5月〜99年12月までのデータ(添島歯科?)
上顎 survival rate 89.1%
下顎 survival rate 97.3%
●immediateの文献
Lederman 1979
Babbush 1986
Chiapasco
●immediate loadingの条件
@ primary stabilization
bone quantity, bone quality
surgical technique
press fit
A secondary stabilization
prevention of micro motion
bone formation and remodeling
●Monotype implantの特徴
1 part design
先端にはrotation防止の溝あり
● experimental study
連結と単独で差はない
モノタイプインプラント1歯1本で骨喪失なし(DIB)
● clinical study
DIB
ぺリオテスト:4以下
micro motion: 50−150micron
occlusal contact table: B&C is important
non premature contact
● single standing
C/I ratio 1.5以下
■糖尿病患者へのインプラント治療 阿部成善先生(大分市)
・ 日本で現在700万人の糖尿病患者(予備軍含める)
・ 40才以上では4人に一人
・ 食事のコントロールを受けている
咬合障害→食物摂取障害→インプラント治療→患者のQOL
・ 主治医がデータを取っているか?
・ できれば専門医が望ましい
・ 合併症の有無を確かめる(高血圧、腎疾患など)
・ インプラント可能な基準は・・・
・ 血糖値:150mg/dl以下(空腹時)、300mg/dl以下(食後)
・ HbA1c:7-8以下
・ 尿ケトン体:なし
・昏睡に陥ることあるので注意:手術前に食事を摂ってきてもらう
・ 自律神経失調により血圧変動あり
・ 毛細血管の脆弱化
・ 肉芽の形成遅い→治癒悪い
・ 唾液の分泌量減少
・ ポケット内のグルコース増加
・ 多角白血球機能低下
・ 免疫機能低下
・ 失敗例:糖尿病の状態把握せずにインプラント:3本ともにosseointegrationしない
■まとめ
@ 糖尿病のコントロール
HbA1cを7以下に、FBS130mg/dl以下に
A 食生活
糖類を極力摂取しない、繊維性・硬い食品の摂取
B ブラッシング:柔らかめのブラシ、義歯は夜間はずす
C 定期検診
D 専門医との連絡を密に取り合う
■ 重度歯周疾患患者へのインプラント治療 (中島 康)
2002年3月16日
■Buser(解説:勝山英明先生)オステオトームセミナー
一番の注意点:初心者がはじめにオステオトーム単独で行うのは好ましくない
window techniqueを習得してから行うのが望ましい
オステオトームの適応拡大に気をつける。
ITI Enlargement of indications
1. Osteotome vs window technique
2. Handling of extraction sites:抜歯即時インプラントの適応について
Osteotomeはtechnique sensitiveである。適応を見極める。
Window technique: ベルン大学の取り組みは遅れていた。
Sinusは解剖学的に複雑、腸骨では吸収しやすい
骨欠損の分類:
5mm> width不充分
6mm> height不充分
4.1mm 10mm以上のインプラントが必要
幅が不充分だとstaged approachが必要である
どこまで補綴するか?基本的に6番まで
donar siteは口腔内を前提とする
局所麻酔、外来、口腔内からの骨採取を基本に考える
足りない量は充填材を使用するが50%を限度とする
上顎の欠損
single tooth gaps: 10mm以上、φ4.1 4.8mm
2. 遊離端 スプリントするなら8mm
Lateral window technique
Staged, Simultenous
Osteotome technique
Sinus floor elevationの分類
osteotome
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高さ |
幅 |
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Osteotome(1本) |
7mm以上 |
6mm以上 |
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Osteotome(複数) |
>5mm |
>6mm |
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Window(同時) |
>5mm |
>6mm |
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Window(段階) |
<5mm |
>3mm |
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ブローテスト:穿孔しているか確認のため、頻回に行う
挙上の限界:5mm
これ以上だとperforationの可能性あり
Sinus liftの論文:Boyne 1980
骨代替材料で吸収を遅らせる
自家骨の吸収は早い
sinusは非常に複雑な形態
osteotomeの適応を拡大しすぎないように注意する
臨床データ
window technique
perforationは30%
→non resorbable membraneでリカバーする
staged 81人、simultenous 20人、 osteotome 25人
simultenousでは初期固定が必要不可欠
移植材を置く→インプラント埋入→骨代替材、bone slurry
VIDEO
@ 切開
A ダイヤモンド付きのラウンドバーでwindowを開ける
B 削った骨はbone slary として取っておく
C blue greyのシュナイダー膜を確認
D 多方向に押し上げる
E ブローテスト
F インプラント床の形成
G 上顎結節部、nasal spineから自家骨採取(chiselで引っかく)
H 自家骨+bone slary+Bio oss(beta TCP)
I インプラント埋入
J graft追加
K collagen吸収性membrane2枚重ねる
L 近心non submerged, 遠心submerged
M 5−0、6−0の糸で縫合
break
解剖が重要
5〜6mmの挙上が限界(osteotome)
長径10mmのインプラントを埋入するなら7mmの高径必要
長径8mmなら連結
osteotome文献:
1994 Summers Comp Cont Educ Dent 15:152, 15:698
Osteotome専用器具あり
φ2.8 φ3.5 φ4.2
抜歯即時は臼歯部のみ→Esthetic siteは不可
Late immediate implant
Bone slurry はcontour を整えるのに使う
吸収性membraneを二重(クロス)に置く
VIDEO
熊手みたいなので骨面を引っ掻き骨を採取
同一flap内から骨を採取する
bone graftを入れてからインプラント埋入
専用器具で槌打(かなり強い力が必要)
初期固定が得られない場合は撤退し、windowを開け、submergedで縫合
→治癒期間は3月
幅があって高さに制限がある場合はWB WNI
自家骨と代替材料の割合:代替材料は50%まで
Bio Oss と β-TCPの比較
Bio Oss: a deproteinized bovine bone、置換が遅い
β-TCP(CEROS TCP): a syntheticβ-tricalcium phosphate 置換が早い、
Bio Oss: 頬側のvolume確保
β-TCP:抜歯窩の欠損に有効、
単一歯でwindowを開けにくい場合はかえってosteotome使い易い
CONCLUSION
自家骨は代替材料と組み合わせる
BERN大学では34症例
Osteotomeはwindow techniqueに加わる術式
30%にperforationあり
osteotomeを使う前にwindow techniqueをマスターすること!
Clinical consideration
・ bone height
・ anatomy of sinus floor
・ nose blow test
・ perforation →window technique
治癒期間
osteotome 2-3M
window 2-4M
staged 5-6M
Extraction sites
抜歯後、頬側の骨が失われる
immediate: 抜歯後当日
delayed: 6-8Weeks 軟組織の治癒後
Late immediate:
利点:歯槽骨の保存、治癒期間の短縮
欠点:軟組織の閉鎖困難、骨吸収とともに軟組織の退縮もある、前歯は不可
delayed implant(8W)
利点:軟組織の退縮少ない
欠点:治癒期間延びる、骨造成必要
口蓋からの軟組織の移植行う:volumeの確保
Flapしないで抜歯する
歯根をカットし、軟組織が治癒するのを待つ
Late implant(歯根削ってインプラントを覆う軟組織を確保する)
利点:スケジュールが通常のインプラントと同じ
欠点:頬舌側の骨幅がないケースが多い
Late implant はout date?
抜歯窩の完全な治癒を待つ6-8週
抜歯窩とインプラント軸は異なる
ITI TEインプラント
強度の上昇あり
即時の場合は分割抜歯により骨の欠損防ぐ
GBR:double membrane technique, Bio-guide