CID Hokkaido、2002年1月例会プログラム
会場:札幌市民会館 中央区北1西1 TEL:011-241-9171
日時:2002年1月26日(土)、27日(日)
■1/26(1日目) 講演、講師:勝山英明先生(ITIセクションジャパン、MMデンタルクリニック・インプラントセンター21)
■タイトル:Center of Implant Dentistry (CID):そのコンセプトと将来展望
・2002年:インプラント治療その到達点と限界
・クリニカルプレゼンテーション
13:30 勝山先生 ご講演(1)
15:30 コーヒーブレーク
16:00 勝山先生 ご講演(2)
17:30 質疑応答
18:00 1日目終了 (18:30から懇親会)
18:30 懇親会(ホテルモントレー)ビンゴゲーム、事務局より御連絡、MMデンタル見学日記など(上浦)
21:00 二次会 Dr.石井推薦≠フワインの美味しいお店
■1/27(2日目) ケースプレゼンテーション:研究会会員
*順番は変わる可能性があります。司会:吉村先生、三上先生
●午前の部
9:00 吉谷正純先生 咬合再構成における残存歯保存の基準について
9:30 鈴木 孝一先生 臼歯部咬合崩壊症例にインプラントを用いた症例
コーヒーブレーク
10:15 三上 格先生 天然歯保存とインプラント補綴の関係について
10:45 亀沢 千博先生 インプラント補綴を行った一症例
11:15 柴田 貞彦先生 テンポラリーレストレーションにて経過観察中に生じたクローズドロックの1症例
12:00-13:00昼食
●午後の部
13:00 北野 敏彦先生 無歯顎症例におけるインプラント
13:30 吉村 治範先生 上下顎少数歯残存症例においてインプラント補綴による咬合再構成を施行した1症例
14:00 上浦 庸司 インプラント治療のシステム化に向けて〜インプラントタイプ・ポジションの決定
コーヒーブレーク
14:45 勝山英明先生 ご講演(3):追加講演
16:00 セミナー終了
1月26日(土)
勝山先生 ご講演(1)
Achievement and limitation in implant dentistry 2002
2002年1月26日
■インプラントの現状
インプラントは未だ普及していない
ドイツは歯科医師は日本の半分
ドイツのマーケットはアジアの2.5倍
■医療制度の改革
大きな転換がある
■international team for implantology
外部研究機関に資金を提供
■TOPICS
JAPANESE ITI Congress 2002:有楽町マリオン満席
Korean ITI Sumposium:distractionの臨床と限界
ITI World Symposium 2002,
■Immediate loading: 部分欠損と単一歯
従来は無歯顎
■E-mailによる情報の発信、
Tom Taylor
Academy of Osseointegration
Oral Maxillofacial Implantology
AOのホームページにPDFファイルで各種資料が入手可能
■SoFIE implant
抜歯即時インプラント
Immediate loading
Immediate 抜歯窩インプラント
■咬合崩壊症例→フルマウスが必要
フルマウスを安価に行うのは不可能
インプラントは欠損歯数と同数
■EAO European Academy of Osseointegration
Brussels,September
■ITI international meeting
ITI World Symposium 2002
www.iticenter.chで確認できます
■Main topics
State of the art of immediate implant loading
Bone growth factors (BMP et al)
New prosthetic materials in implant dentistry
Implant esthetics
■Special sessions
1. Clinical session
2. Concept and strategies of implant therapy
3. ITI Research competition
4. Session for post-docs, students and ITI scholars
■最高の治療を低コスト、短時間で提供
■IV Sedation
出張麻酔医
痛みを感じない
意識がない
手術回数が少ない(半分)
治療コストが抑えられる
例)今年、3例で22本埋入
局所麻酔の量のコントロール
下顎無歯顎で10本浸麻→通常の術式で血圧のコントロール難しい
■SOFIE implant
上顎前歯部への応用
抜歯窩に即時埋入
前歯部と臼歯部に使うインプラントは異なる
■ITI symposium Japan
Buser:osteotome, esthetics
Scar:
井上 孝:即時早期負荷インプラントの組織学的検討
船越:Immediate implant, Osteotome
Clinical session1
中島康:ぺリオ患者とインプラント
阿部:糖尿病とインプラント
塩田:前歯部即時負荷
久保田:βTCP, PRPによる骨造成
補綴セッション
武田:トレンドと革新
木原:プランニング
飯島:Biomechanical Risk, 治療計画によるリスク
外科セッション
勝山:上顎臼歯部への対応
サイナスリフト、short implant, オステオトーム
Non flap surgery(粘膜剥離をしない)
■Osteotome オステオトーム
ボーンコンデンセーションと部分的サイナス底挙上
■bone condense用instrument
術前に確認
6-14mmの深度表示あり
シリンダー型
先端はコニカル型(ラウンド)
bone graftと併用して挙上
sinus floor elevation
先端はconcave
骨を打ち抜く→かなり響く:患者さんには苦痛
複数本埋入する場合はsinus graft必要
■術前診断
皮質骨の線がどれだけクリアか
高さがあるケース:クラス4多い
左右インプラントできないと治療計画はたてられない:片側義歯では患者の満足は得られない
■必要条件
垂直骨量に制限
サイナスグラフト、自家骨の採取
オステオトーム、十分な初期安定性
CT-scan
顎舌骨筋線:7部の陥凹の目安には重要
■臨床ケース
皮質骨薄い
シュナイダー膜の肥厚
67の根尖
CTでの評価
上顎貫通
CTと診断用ワックスアップ
自家骨をどこから持ってくるか?
治療の流れ:下顎を先に行ってインプラントの評価を得てから上顎に移る
粘膜の肥厚は? 本当の上顎洞炎:10mmくらい肥厚
下顎から始める
途中で治療を中断する可能性あり
左側小体付着上位
チューブ入りのステント、手術とレントゲン同時に使える
歯冠の大きさに応じてチューブの太さを変える
インプラントを併用した義歯
implant telescopic dentureの応用も可能
前歯部は造成必要
歯槽頂はしっかりしているので割合簡単
PRP用いる
ウィンドウのデザインはCTで骨の厚みを診断
■サイナスグラフトの非適応症
側室が多数あるもの
喫煙者
■自家骨をできるだけ使う
CERASORB:工業的に作られる。量に限界はない
オトガイからは取りやすい→顔の変形があるので女性は難しい
手術部位の近くから取れればベスト(同一Flap内)
■sinus liftの限界
verticalの高さは6mmは必要
挙上の限界は6mm
自家骨を入れる
■ビデオ
インプラントを支えるには5mm以上の骨が必要
骨頂部はflattening
チゼルで骨採取 引っかく
マイセル、マレット
音が変わるのでわかる
骨を填入
10mmのインプラントを入れるのに12mmまで入れる
深度ゲージで確認
タップは切らない
治癒期間:3月
健康な上顎洞
■メンブレンのトレンド
非吸収性メンブレンは吸収性メンブレンへ
プロトコールと診断が重要であってサイナスリフトの術式自体は難しくない
Bio oss 国内では使用不可(狂牛病?)
■治癒期間:ヒーリングキャップの高いもので義歯を安定させる
■ビデオ:GBR
口蓋の骨を残す
インプラント先端が骨内に入る
ハンドピースアダプター:強力なトルク
インプラント表面は骨で
さらに上はBio oss
Paro guide
二重(クロス)におく double membrane technique
シングルの時はスクリューのほうがしやすい
■臨床ケース:
高さはあるが、class4
loading早くはできない
<1日目 講演終了>
■1/27(2日目) ケースプレゼンテーション:研究会会員
*順番は変わる可能性があります。司会:吉村先生、三上先生
●午前の部
9:00 吉谷正純先生 咬合再構成における残存歯保存の基準について
9:30 鈴木 孝一先生 臼歯部咬合崩壊症例にインプラントを用いた症例
コーヒーブレーク
10:15 三上 格先生 天然歯保存とインプラント補綴の関係について
10:45 亀沢 千博先生 インプラント補綴を行った一症例
11:15 柴田 貞彦先生 テンポラリーレストレーションにて経過観察中に生じたクローズドロックの1症例
12:00-13:00昼食
●午後の部
13:00 北野 敏彦先生 無歯顎症例におけるインプラント
13:30 吉村 治範先生 上下顎少数歯残存症例においてインプラント補綴による咬合再構成を施行した1症例
14:00 上浦 庸司 インプラント治療のシステム化に向けて〜インプラントタイプ・ポジションの決定
■吉谷正純先生 :咬合再構成における残存歯保存の基準について
抜歯の基準と治療経過、今後のインプラント相談
○講評:術者が迷うと患者さんも決め兼ねてしまう
■鈴木 孝一先生:臼歯部咬合崩壊症例にインプラントを用いた症例
診断用ワックスアップ
profileを考える
大臼歯9mm
小臼歯7mm
○講評:
ぺリオの問題
上下の相関性がない
抜歯の基準
90年代の治療
23の抜歯
予知性の悪い歯を残してその間にインプラントするとコストが上がる
すでに経験的にわかっているので東京では行っていない
マージンの安定:早めにテックのマージンを合わせておく
APFの欠点:生活歯で補綴できない。歯冠歯根比の逆転
遊離歯肉同時移植
どの歯を残すか、不明瞭
provisionalもしっかり作る。
補綴設計
デンタルを術中に撮影する
10mm埋入なら8mmで撮影する
前歯にインプラントを組み込まない
■三上 格先生:天然歯保存とインプラント補綴の関係について
○ 講評:
Eichner分類:インプラントがない時は価値があった
改善したという理由があるのか?
海外の学会では使われていない
ないところにインプラントをすればクラスAになる
セットアップと最終補綴は
provisional では問題は起きない
右下4,5の予知性
ガイドの問題、咬合が変化している。
double冠のメリット:適合精度が劣る。
horizontal screw 外れなくなることがある。
できるだけ横ねじを使わない
■亀沢 千博先生:インプラント補綴を行った一症例
○ 講評
CTは不要では
ヘリカルで撮影すればソフトがなくても良い。
1. 2のスペースは作れなかったのか?
2. 矯正医に依頼
■柴田 貞彦先生:テンポラリーレストレーションにて経過観察中に生じたクローズドロックの1症例
シークエンシャル咬合
犬歯が急角度、顆路角度ゆるい
ある範囲に入れることが大切、
後部結合組織が適応する
右のdisocclusion大きい
○ 講評
咬合理論の科学的なエビデンス
どのような理論があるのか?
客観的な評価をする
合意点:最低抑えておかなくてはいけない点
犬歯の誘導と顆路との調和
コーヌス:粘膜の圧縮性と歯の変位性を一致させる
将来的にインプラント補綴しやすい部位に埋入する
支台が多くない方がコーヌス作りやすい
外れなくなるケースあり
下顎は固定性、上顎は移行的に
■北野 敏彦先生:無歯顎症例におけるインプラント咬合面の金属が見える
ソリッドヘッドにして仮着
スクリューの緩みが合併症?
○ 講評
バーとO-リングどちらが予後が良いのか?
第一選択はバー システム
出来ないときはテレスコープかアンカー
3.3mmでブリッジは適応外
immediate loadは?
一週間は義歯使わない
将来的に対合が変わることも考える
前歯矯正力かけて引っ張る、抜歯してovate pontic
long contact half pontic
■ 吉村 治範先生:上下顎少数歯残存症例においてインプラント補綴による咬合再構成を施行した1症例
○ 講評
北海道でここまで出来る先生は他にいない
上顎はセクションで分けるべきでは?
■上浦 庸司:インプラント治療のシステム化に向けて〜インプラントタイプ・ポジションの決定
○ 講評
国立大学的な診療?
今後の飛躍に期待?
Gingival lineが揃わないのはインプラントの埋入深度が浅いため
→Plaque controlも難しくなる
■勝山英明先生まとめ
■次回移行の症例発表
Part I: 新しく入った人を対象
PartII:ベテランの先生
■7年前、始めて北海道で講演
毎年発展してきた
■難症例ではなく、基本的な治療の効果が大きい治療から始める
当たり前が難しい、こつがある。
基本的なアプローチ
■ 前歯
インプラントショルダー、
gingival lineより深い位置に入れる
内冠を作る
gingival lineを揃える:診断が重要
プロセラ:セラミック冠
soft tissueのラインを良く見ておく
近遠心的スペース
CEJより少なくとも1mm離す(従来は2-4mm)
結んだ線よりわずかに口蓋よりに
頬側に傾斜し過ぎないようにする
最終的な補綴より1.5mm口蓋よりにする
頬側のカウンターを回復する:CTG移植(2回法)
long contact
左右同形態になるように歯肉を調整してテックを作る
ガルバノ:歯肉見えない
■CIDとは・・・
Center of implant dentistry
ITI, Straumannが2年間サポート
第二のセンターは日本、2002年
1.全てのレベルと経験のあるグループに対し最高レベルの教育を提供する
2.最高レベルの治療
3.人口に見合った医療の提供
■CIDのゴール
1.その分野の結果と知見を交換
デンタルインプラントユニットは暫間的にMMデンタル
国内における分断されたスタディーグループの構成
地域的活動
opening session
■手術見学
Master course修了者に見学許可
1回2ケース
CIDは2年後に独立採算制
講習会も
手術のセットアップ
■ケースプランニング
ぺリオによる骨破壊
頬側のアーチをみてインプラントの頬舌位置を決める
GBR:自家骨とβTCP
チゼルで周囲から骨採取
頬側の骨欠損は造成する
ダブル冠:マージンを縁上に持ってくる、骨のレベル低いので審美性問題ない
■ケース
下顎無歯顎
cortical plateでいかにインプラントをサポートするか?
■夏の例会
Basic:アンケートを取って話す内容を決める